保険会社が必ずしも自分たちを守ってくれるわけでありません

地元では事故現場として有名なポイントだったにも関わらず想定外の人身事故

お正月、主人の実家に帰省した際のことです。 そこは交差点を曲がると二車線が合流し、一車線になる道路で見通しが悪く地元では事故が多いポイントとして有名でした。 そこで、主人も早くから合流車線ではなく、メイン車線を走っていました。 すると、合流車線からすごいスピードでこちらの車へ突っ込んでくる一台の軽自動車がいました。 運悪く軽自動車が加速したのが、運転席からブラインドになるポイントだったらしく、助手席の私が悲鳴をあげて初めて主人が気づき急ハンドルをきり、ぎりぎりのタイミングで回避しました。 悪質な運転だったたけ、クラクションをならしましたが、全く悪びれることもなく、お恥ずかしい話ですが、信号で停車した際に、主人が相手にクレームを入れに車から降りていきました。 そして、しばらく相手と話していたのですが、信号が変わった際相手はあろうことか主人を轢いて逃げていきました。運転席の相手と話していたため、発進することを察した主人は咄嗟に後ろに逃げ、逃げ遅れた足を轢かれただけの軽傷で済みました。 その後その車は近所のドラックストアに入り、運転手のおじいさんは買い物をするため店内に入っていきました。 こちらはその間に警察に連絡し、人身事故となりました。

保険会社の対応に納得できず、結局自分たちで解決するはめに

警察の話で分かったことですが、そのおじいさんも地元の人でこの道路については十分に知っていたということ。 ただし、合流車線であるということは知らず、以前からもそちらの車線から突っ込んでいけば、ほかの車がよけたため、今回の件が悪いという認識はない。轢いたかもしれないが、それはこちらがよけなかったのが悪い。と主張しているとのことでした。 警察からも人身事故として処理するからには通院が必要で保険会社を通すことになるが、おそらく揉めるからなるべく関わらない方がいい、と言われました。 結局翌日になっても相手は保険会社に連絡せず、とりあえず、こちらの保険会社に相談しました。 正月だったため、こちらの保険の担当がすぐつかず、コールセンターの方に、自分の保険の範囲で通院してください、等級は下がりません。と言われ通院したのですが、正月が明けていざ、自分の担当がつくと、急に等級が下がる、と言われたり、と二転三転していきました。 自分の保険への対応が二転三転したのですから、もちろん相手の保険会社との対応がスムーズにいくはずもなく、結局自分たちで紛争処理センターに相談し、相手の保険会社と自分の保険会社へ通知がいき、両保険会社がたてた弁護士と自分たちで対応するはめに。最後には7万円という労力・精神的苦痛に全く見合わない示談金で話をつけました。 私の保険の代理店の担当に言われたのは事故相手との示談がかなり揉めることが明白だったので、こちらを怒らせ諦めるように持っていったのでは、とのことでした。早々に自分の保険会社を変えました。