交通事故に遭ったとき自動車保険の弁護士費用特約が役に立った

交通事故に遭ったとき自動車保険の弁護士費用特約が役に立った

ドライブデートの帰り道で交通事故に巻き込まれるとは思っていなかった

彼女とゴールデンウィークに週末のドライブを楽しみ、自宅まで送り届けた帰り道にその事故は起きました。 自分のマンションへと続く環状七号線はそれ程混み合っておらず、どちらかと言うといつもより空いていたかも知れません。 今度のデートはどうしようかと思案をしていた所、後ろ側からジグザクに車を走らせ、次々と追い抜こうとする車が見えました。 私は危ないなとつぶやきながら状況を伺っていると、こちらで車をかわさないと右後方から私の車に突っ込んで来そうです。 どうしたら良いのか私は困惑していましたが、お構い無しのその車から避ける為に、私は咄嗟にハンドルを切ろうとしました。 しかしその瞬間車体に凄まじい音と衝撃が響き、ブレーキを踏んだ様です。 この状況から、具体的に自分がどの様な回避行動を取ったのかは覚えていません。 しかしエアバッグのお陰で、顔等への衝撃は大きく緩和されました。 救急隊員の大丈夫ですかを連呼する言葉で、私はやっと目を覚ましました。 誰が救急車を読んでくれたのかは分かりませんが、少なくとも私の車の側で警察官に取り込まれている男性ではなさそうです。 とは言え身体のあちこちに痛みがありますが何とか命には別状無い様ですし、助手席に乗せていた彼女を送り届けた後で良かったと思い、ほっと溜息を付きました。 助手席や後ろ座席は完全に破壊されており、ドアも同様に付け替える必要があるのは一目瞭然です。 自動車保険は色々考えを巡らして加入する事にこだわっていましたが、いざ当事者となるとどうなるのだろうと困りました。 私はなんとか身を起こし、車の外に出ました。

弁護士の力を借りてよかった

私が最初にした事は、加入している保険会社への連絡です。 警察も救急車も来ているので、それしか思い浮かびませんでした。 そして事故を起こした側が加入している保険会社の担当者と、とりあえず氏名や電話番号等を交換しました。 その後、互いの保険会社の担当者間で話し合って貰う事にしたのです。 私は同席したかったのですが、早めに検査した方が良いという救急隊員の指示に従う事にして救急車で病院へ向かいました。 彼女だけに留まらず彼女の両親まで見舞いに来て貰えたのは、今から思えば心底嬉しい思い出です。 後日、その保険会社の担当スタッフから電話が掛かって来ました。 そして前日の交通事故の一件で、私は弁護士特約を使いたいという旨を話すと、そんな必要は無いと思うとの発言に耳を疑いました。 私は正直、誰を信じれば良いのか分からなくなり、困惑して悩んだのは事実です。 何故なら自営業で長年自動車を利用していた父からは、弁護士特約の重要性を叩き込まれていたからです。 とは言えこの時点ではレントゲを撮って貰い、診断書も作成して貰いました。 また問題の無いとの医師からの説明があり、なるほどその通りかも知れないと言う考えと共に、慰謝料等は適正に支払われる筈という根拠の無い自信がありました。 ですから弁護士特約は利用せず、保険会社の担当者に一任する形にした訳です。 それは相手側の保険会社の担当者と、やり取りを行うという事を意味します。普段使用しないであろう専門用語をごく当たり前の様に使うので、いちいちそれはどの様な意味なのかと尋ねたり、書籍を読んでみたりもしました。 しかし書籍を数冊読んだだけで分かる世界では無く、精神的にも疲れてしまう事も一度や二度ではありません。 また、自動車の治療費・修理代、損害賠償等の金銭面に対しても、決して満足出来る金額ではありません。 とは言えこの段階では治療を先に進める事が大切であると認識し、治療やリハビリを優先しました。 その頑張りのお陰なのか私は数週間程度で退院出来、後は通院という形で治療を続けました。 ほとんどの痛みは解消しましたが、取れない痛みは首周辺部のみです。 この時点で1ヶ月経過しているので医師からの勧めでMRIを撮ると、外傷性頸部症候群と診断されました。 いわゆる、ムチ打ち症です。 私は保険会社に電話し一方的に弁護士特約を使い、弁護士の手配をする担当者に伝えました。 まず私の症状について既に1ヶ月経過しているので治療費については、証明は厳しいかも知れないと言いつつも、後期障害診断書を医師に出して貰える所まで行きました。 また損害賠償料金は乗車していた車が旧世代の代物であった為、納得出来る賠償額には至りません。 弁護士によれば少額裁判が現実的というアドバイスでしたが、十分な証拠があればその賠償額は何倍にも伸びた可能性があると言います。 つまり事故当時の現場写真を沢山撮ってあったり、ドライブレコーダーが付いていて映像が残っていれば、刑事裁判を起こし十分に回収出来ただろうという事です。 私はドライブレコーダーはそのうち付けようと考えていましたが、まだ付けておらず、事故当時は少なくともスマートフォンで写真を取れる程の余裕はなかったので、悔しくてなりませんでした。 従って金銭的には満足出来るものではありませんでしたが、この経験は無駄にはならないと当時も今も感じており、私の財産になった事は間違いありません。 またムチ打ち症は良くなり、弁護士に依頼する事の頼もしさや大切さを知るきっかけになりました。

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