追突されても相手によっては困ったことに！事故が起きたら相談するのがいい

追突された衝撃で心も体も痛手を負うことになるとは思わなかった

定時で仕事が終わったのでその日は7時前には家に着く予定でした。 車を運転し始めると暗くなってきたので、周りが見えにくい状況だったのを覚えています。 大きい道路から家の方へ曲がる小さな脇道に曲がるところで事故に遭いました。 みんながスピードを出ている大きい道路から曲がるので、かなり前からスピードを落として、ウィンカーを出すようにしていました。 後ろの車は余所見をしていたのか、ブレーキなしで後ろに突っ込んできたのです。 私がしっかりスピードを落としていたため、衝撃はかなり大きなものでした。 エアバックが開き、一瞬意識が飛びました。そのあとに起こったことが私の心にも衝撃を与えたのです。 後ろの車を運転していた人が怒っているのです。 いきなり窓越しに何かを言われたのですが、衝撃が大きすぎて聞き取れませんでした。 怒っている人が怖かったので、警察には自分で電話したのです。 また後ろの車の人に何かを言われるかもしれないと思って、警察が来るまで車で待機しました。 警察はすぐにやって来て現場検証を始めました。 そこで相手が急ブレーキを私が踏んだと主張していることを知ったのです。警察はその場でそのような痕跡は見つからないと言ってくれたのですが、相手は納得していないようでした。 話が通じない相手だとその時に分かりました。

事故より示談交渉で長引くこともあるので、早めの相談がいい

話が通じない相手だと分かっていたので、示談交渉は保険会社としようと決めていました。 事故現場ですぐに相手の保険会社の連絡先を聞いておいたのは、機転の利かない自分にしてはよくやったと思います。 検査や車の修理費などの見積もりをとって、その費用を請求するつもりでした。 保険会社と話が出来たのはそれらの費用が出揃ったくらいだったのです。 保険会社の人はお詫びや謝罪などがあるわけではなく、急ブレーキの件をまず持ち出してきました。 予想はしていましたが、少しあきれたのを覚えています。 穏便にすまそうと思っていましたが、その場で弁護士に相談してから連絡することを伝えて追い返しました。 私が悪い訳ではないのに、罪を擦り付けようとしたその態度に腹が立ったのです。 友人から紹介してもらって、交通事故に強い弁護士に相談に行きました。 事情を説明するとすぐに依頼を引き受けてもらえました。 その後、保険会社と弁護士の話し合いの結果、私の予想以上の示談金が手に入りました。 弁護士を通すことで保険会社は反論の余地がなかったと聞きました。 こちらの主張が全て通ったので結果にはかなり満足しています。